タカトシＭＣ続投「ほこ×たて」後番組は日本語クイズ

ラジコンや動物を使った不適切な演出が発覚し昨年１１月に打ち切りが発表されたフジテレビ「ほこ×たて」の後番組に「日本語探Ｑバラエティ　クイズ！それマジ！？ニッポン」（日曜後７・００）が決定。２月２日にスタートする。

　日本語にまつわるクイズバラエティーで、司会は引き続き、お笑いコンビ「タカアンドトシ」。日本語マスターとして、昨年「今でしょ！」で新語・流行語大賞２０１３の年間大賞を受賞した東進ハイスクール講師の林修氏（４８）が出演。同局の加藤綾子アナウンサー（２８）が進行役を務める。

　間違って使われている日本語、方言、新語、語源などを扱う。「タカアンドトシ」のトシ（３７）は「楽しく学べるクイズバラエティーです！ぜひ家族そろってご覧ください！」とＰＲ。相方のタカ（３７）は「決して１人では見ないでください」とボケると「いや怖い番組じゃないですよ！」とトシ。

　林先生は「家族みんなで楽しんでご覧になっていただき、家族のコミュニケーションを深めるのに役立つ番組になってもらえたら、うれしいです。言葉はとても魅力的なもので、自在に扱うことができれば、それは大きな力です。そんな言葉の魅力を皆さんに伝えられたらと思っています」と意気込んでいる。

　日曜午後７時の枠は昨年１０月２０日まで「ほこ×たて」が放送されていたが、不適切な演出が明らかになった以降、旅番組などを編成していた。

「ほこ×たて」に関してはお笑いタレントの東野幸治（４６）が１日、自身のツイッターを更新し、この日決まったフジテレビのバラエティー番組「ほこ×たて」の放送終了を残念がり、反省した。 

　自身もレギュラー出演。フォロワーからの問い掛けに「残念です！皆さん、ご迷惑おかけしました！そして出演者の皆さん！スタッフさん！反省するところはしっかり反省して、前に進みましょう！」とつぶやいた。

　１０月２０日放送分で不適切な演出があり、同局は「視聴者の皆様の期待と信頼を裏切る行為が確認された以上、真剣勝負を標榜している番組の継続は不可能と判断」。打ち切りが決まった。